本年もよろしくお願い申し上げます(2025年仕事始め)
2025年を迎えました。
明けましておめでとうございます。
弊社は、1月6日(月)より仕事始めです。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
年末年始は比較的穏やかな天候に恵まれ、きれいな初日の出を見ることができました。
また、昨年の能登半島地震のような大きな災害、事故もなく、落ち着いた年始を過ごすことができたように思います。
昨年を振り返ってみますと、スポーツ大好きな自分としては、パリオリンピック、パラリンピックの開催や大リーグ大谷翔平選手の50本塁打50盗塁達成などが印象深いところですが、一方で、日本国内、海外ともに選挙が注目された年でもあったと思います。日本では衆議院選挙で与野党の勢力図が変化し、アメリカでは大統領選挙でトランプ氏が返り咲きを果たすこととなりました。経済面では、円安と株高が進み、多くの大手企業の業績は好調のようですが、弊社も含め身近な企業の様子を伺うとパッとした様子を感じることが少なく、報道等とのギャップに困惑する1年でもありました。DX、自動化、電動化の進展を感じる一方で、急激な変化に対する歪みが出始めているようにも感じられ、今年は政治経済ともにどんな変化が起きる年になるのか、大変気になるところです。
今年(2025年(令和7年))の干支は「乙巳(きのと・み)」。「乙」は十干の2番目。生命の循環で言えば誕生間もなくで、窮屈にかがまっている状態を表しているそうです。また、「巳」は十二支の6番目。草木の成長が極限に達した状態を表しているそうです。
「乙」は未だ発展途上の状態を表し、「巳」は植物が最大限まで成長した状態を意味し、この組み合わせはこれまでの努力や準備が実を結び始める時期を示唆しているとのこと。また、「巳(み・へび)」は脱皮することから治癒や再生の象徴とも言われますので、これまでの取り組みが実ってひと皮むけた姿に成長できる1年にしたいものです。
一方で「乙」と「巳」の組み合わせは、木は燃えて火を生むという関係性で、成長が極限に達し、内包するエネルギーの行き先が閉ざされたことにより、爆発するような大きな変化を引き起こす状態ということでもあるそうで、これまでの歴史においてもひとつの時代の終焉、新しい時代の始まりといった転換期となる年だったようです。
今年は1月にさっそくトランプ政権の始まりを迎えますし、これに伴ってロシア、ウクライナや中東の情勢も大きく変化するかもしれません。また、DXや電動化といった動きにもブレイクスルーが起きるのか、ブレーキがかかるのか、思いもよらない変化があるかもしれません。
弊社では、昨年組織を変更し、新しい体制のもと、ジョブローテーションのための業務の引き継ぎが各所で進み始めた年でした。さらに、社員の成長を促すため、教育、キャリアアップのしくみづくりに着手しており、今年も継続して取り組んでいくことになります。弊社にとっては昨年がひとつの転換期であったように思いますが、組織変更後の取り組みが実を結び、真に生まれ変わった組織となるよう、努力を続ける1年になりそうです。
そんなことも踏まえて、今年の書き初めに記したのは、「貢献」。最近の自分にとってのキーワードになっています。
今後の会社の成長には、これまで以上に社員の皆さんの成長が欠かせないと思っていますが、私自身をはじめ皆が仲間への貢献、お客様への貢献、地域社会への貢献のために何ができるかを考えて行動できるようになることが大切で、「貢献」の結果、お互いの信頼感が生まれるとともに、自身の成長や目指す成果の獲得につながるのではないかと思います。
私も社員への貢献、会社の成長への貢献を意識し、できることにしっかり取り組みたいと思います。
今年も皆さんのご指導、ご鞭撻を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。