経営指針、理念の重要性
先日、三重県中小企業家同友会の理事幹事研修会に参加しました。
中小企業家同友会は、中小企業経営者団体の中では経営そのものに対する学びと実践を重視した活動が特徴で、特に経営指針とか理念に基づく経営を推進しています。
経営指針や理念を重視する背景には、経営者と社員との間で互いの立場を尊重して共に成長することで事業を維持発展しようという考え方があるのですが、この考え方を示した「中小企業の労使関係における見解」という文書について掘り下げて理解を深めようというのが、今回の研修内容でした。
労使協調というと使い古された言葉ですが、経営者と社員がともに力を合わせて事業に取り組んでいくためには、会社の向かうべき方向性を内外に示すことが重要であり、その方向性こそが理念ということになります。
経営指針や理念の作成というのは経営者の責任の1つということで、改めて自社の掲げる理念について振り返ってみると、もっと社員と情報共有していく必要があると痛感しました。
弊社が掲げる「希望」「工夫」「感謝」の理念をしっかり伝え、「前向き」「考え実行する」「素直」という社員像を意識してもらうことをこれからの課題として取り組んでいきたいと感じました。